2015年に樹脂流動解析CAE「SOLIDWORKS Plastics Premium」を導入しました。
これにより射出成形の充填と反りのシミュレーションが可能になりました。
お客様のご指定が無い場合、ゲート位置を当社から提案することも度々ございました。ゲート位置は金型製作のスタッフがこれまでの感覚を元に検討し、お客様へ提案して参りました。今後も製作スタッフの感覚が品質のキモになるのですが、この感覚をお客様へ説明しようとすると、とても難しく根拠も曖昧なものでした。そこで流動解析ソフトを導入致しました。解析結果を提示することで、視覚的に数値的に、製作スタッフの思惑をお客様へ伝えることができるようになりました。
当社の流動解析サービス内容
樹脂流動解析は、当社へ金型製作および射出成形をご注文いただける案件へ提供しているサービスです。当社では主にゲート位置を検討する際に用いております。どの位置に、何箇所を設置した場合に、どのような解析結果になるかを資料としてまとめ、お客様へ提案致します。お客様は数値的根拠を持ってゲート位置を選択することができます。
充填解析で分かること
- 樹脂の流れ(充填シミュレーション)
- ゲート寄与(どのゲートから入った樹脂がどこまで入るか)
- ウエルドライン
- 繊維配向(フィラー配合材料のみ)
反り解析で分かること
- 離型後の収縮、そり変形の方向と具合
※当サービスは受託解析ではありません(解析のみのサービスは提供していません)。
※全ての案件に対し、実施しているサービスではありません。
※あくまで解析であり、結果を保証するものではありません。
※インサート解析も可能です。
※価格は解析内容や回答数により変動致します。都度、ご相談ください。